今日は臨時会でした。

昨年の3.11の東日本大震災は震災の影響よりも、その後の津波原発事故の被害の方が悲惨でした。

産地を特定して被爆を疑う風評被害で農作物も酪農製品も安心して買えない、食べられない状況を打破するには、正確な放射線被爆量検査が必要です。

草加市の小松菜などの作物からは放射能被爆は検出されておりませんでしたが、草加市自治体としてきちんと草加産の野菜は安全だと宣言することができるには、草加市で独自に食品の被爆量検査が行える体制を整えることが大切であることは、妻・山川百合子県議とともに、いわき市の民間被爆検査施設の視察に行った際のブログ記事でもお伝えしていました。

本日開会された草加市議会の臨時会で全会一致で可決した議案は、1台約500万円の食品被爆量検査機械を4台購入し、リサイクルセンターの一室を検査室として転用することで、草加市で使われる学校給食の食材の抜き取り検査を行ったり、農産物の検査を行ったりといった体制を整備するための予算案でした。

これで来年度早々から、草加市でも近隣市町に先駆けて食品被爆量検査を行うことになりました。

今後とも、みなさまの安心安全のお役に立てる施策を提案し続けてまいります。

草加市議会議員 瀬戸健一郎